活動紹介

2014 総連ユニオンリーダー研修会 開催!

【作成日:2014年10月14日】

10月10日から11日にかけて、組合役員として必要な労組法や基本知識を学ぶとともに加盟単組役員の連係を深めるために「2014年度総連ユニオンリーダー研修」を開催しました。 今回の研修は、台風19号が近づいており開催が不安視されましたが、15単組21名の組合役員に出席していただき無事に開催する事ができました。
 冒頭、久保会長から「組合役員に期待すること」として役員の基本的心構え、春闘における基本的考え、男女共同参画の重要性など幅広い観点からお話しをいただきました。続いて、「電力関連産業を取り巻く環境他について」現状と九州電力総連としてぜひとも理解しておいていただきたい重要事項について堂原事務局長から説明を受けました。その後、今回の研修のメインテーマとも言える「労使協議の基本について」参加者が4班に分かれ、演習を通じて職場での問題点の洗い出しを行い、執行委員として模擬労使協議での課題解決方法、そして模擬職場集会での職場への説明・報告について富士社会教育センターの木村講師より学びました。労使協議では、受講者も緊張していましたが、会社側として対応する事務局も実践さながらの対応に緊迫感を持って対応していました。事務局として対応いただいたQBSユニオンの中村委員長からは、『日頃、会社側に対して意見を言う立場だが、逆の立場になって会社側の気持ちもわかった。本音とは違うことを言う場合、相手から確信を指摘されるとその意見に共感する』とあらたな気づきがあったと話していました。 夜は、全員が宿泊し夜遅くまで膝を交えて単組の垣根を越えて情報交換を行っていただきました。
 二日目は、グループディスカッション「組合員から信頼される組織となるために」と題して、組合役員として自分の課題および自単組における課題は何かを話し合っていただきました。そのあと、政治の重要性を学ぶため組織内議員 守谷正人福岡県議会議員(城南区)より福岡県における再生可能エネルギーの対応状況について報告をいただき、これまで以上に職場に関係する内容が議会でも課題になっていることを知ることができました。これにより、組織内議員の重要性をご理解いただくとともに、これまで以上のご理解・ご支援をお願いしました。
 最終カリキュラムでは、「研修会を振り返って」というテーマで事務局との意見交換を行い、前日の模擬労使協議における論点の絞り方、組合役員のやる気をあげるためのヒント、九州総連の教育活動への要望などについて意見交換を行いました。終了にあたり、参加者の皆さんが、今回学んだことをそれぞれの単組の活動に活かして行くことを確認しあい総連ユニオンリーダー研修を終了しました。

  • 模擬労使協議
  • グループディスカッション
  • 守谷正人福岡県議の活動報告