活動紹介

平成29年度労使安全懇談会 ~気持ちを新たに 交通災害防止へ!~(北九州総連)

【作成日:2017年08月31日】

北九州電力総連は、平成29年8月25日(金) 城野自動車学校において、労使代表者47名参加のもと平成29年度「労使安全懇談会」を開催しました。北九州電力総連管内においては、休業災害は例年0から1件で推移しています。昨年は、2件となりましたがそのうちの1件は交通災害でした。九州総連管内においては、4件発生しています。

 参加されたみなさんは、すでに免許を取得されて数十年が経過しており、初心に戻り、運転操作をとおして安全を考えていただくことで交通災害の撲滅につなげていただこうと今回の企画となりました。 今年の労使安全懇談会は、城野自動車学校様の協力を得て、運転における健康診断と題した講義と滑りやすい路面で自動車の制動体験を行っていただきました。

 講義では、思い込みによる誤解や年をとることによる動体視力の低下などを体験していただきました。実技では、それぞれが運転をしていただき時速30Km/hで急ブレーキを踏んで、滑りやすい路面ではすぐに車が止まれないことを学んでいただきました。中には、予定のコース内で停止できずポールにぶつける方もいました。路上であれば、人身事故となります。悪天候などにおいては、より慎重な運転操作が必要なことやABSブレーキシステムなど機械に頼る運転操作なども学んでいただきました。

 懇談会では、九州電力の榎田人事労務グループ課長から「リスクアセスメントと安全配慮義務」についてお話をいただきました。リスクアセスメントは、KYT活動よりも広い範囲での危険要因を洗い出しながら無災害につなげていく取り組みで、安全に関わる経営の手段と言われています。その後、九州電力総連 小原副事務局長より九州電力総連の安全の取り組みと現状についてお話をいただき労使安全懇談会を終了しました。引き続き、九電生協事業推進懇談会も開催し、共済から安全や健康の安心につなげることなどを学んだのち、会場を変えて参加者全体で懇親を深めました。

  • 運転における健康診断を受講
  • 急ブレーキ 車は急に止まりません
  • リスクマネージメントについて語る榎田課長