活動紹介

2017年度 エネルギー研修会を開催

【作成日:2018年01月23日】

本房課長による講義

九州電力総連は、1月21日(日)~22日(月)加盟単組役員を中心に34名の参加のもと、エネルギー研修会を開催しました。 講義では九州電力㈱エネルギー広報グループの本房課長をお招きし、「原子力と再エネの利欠点」についてご講義いただきました。




【原子力】 (メリット) 少資源国の日本において準国産のエネルギーである
             化石燃料と違い治安の安定した国から輸入できる
                       CO2の発生がなく、発電コストが廉価である   等
                (デメリット)放射性物質は発生し、事故が起きれば影響が広範囲に
                       使用済燃料の最終処分問題が一向に前進しない  等
【再生可能エネルギー(太陽光・風力)】
                 (メリット) 少資源国の日本において国産のエネルギーである
              自然エネルギーであり環境に優しく、CO2の発生がない 等
                 (デメリット)自然に左右され不安定な供給源であり、広大な敷地が必要
                        固定買取価格制度における賦課金が増大し、今後も増大の見込み 等
            (現在平均的な家庭で675円/月)

  様々な職種の方が参加するなか、利欠点のみならず、それぞれの仕組みの説明から、メディアでは知りえないエネルギー供給バランス維持への努力等まで詳細な説明をいただき、理解が深まりました。

  今回は座学だけではなく、学んだことをより深く身につけるため、ディベート大会を開催しました。論題は「原子力推進 是か非か」「再エネ推進 是か非か」とし、1日目の夜遅くまでの作戦会議を経て、2日目実際に論戦を繰り広げました。ディベートは本人の持論ではなく、与えられた論題に対して是か非かの根拠を示さねばならず、特に反対の立場が与えられた場合は苦慮しますが、作戦会議が功を奏し、様々な論点から大いに有意義な大会となりました。

​ また、今回のエネルギー研修会では組織内国会議員の浜野議員にお越しいただき、原子力問題から固定買取価格制度等の電力関連産業が抱える課題への対応状況等をご報告いただくとともに、来夏へ向けた決意表明をいただきました。引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

  • 質問をする 九電料金ユニオン  加藤書記長
  • ディベート大会に向け作戦会議
  • ディベート大会に向け作戦会議
  • ディベート大会
  • ディベート大会
  • 浜野議員の国政報告