活動紹介

2018年度 組合戦略セミナー開催

【作成日:2019年02月06日】

労働政策局 雨澤部長

九州電力総連は、2月2日(土)ユニティーホール4階会議室において、加盟単組賃金担当役員を中心に、事務局含め総勢35名の参加者のもと「2018年度 組合戦略セミナー」を開催しました。本学習会は、2019春季生活闘争における交渉の進め方、交渉戦略の情報を共有するものであり、また、各加盟単組の要求内容や各種制度の内容も意見交換を実施し、九州電力総連としての相乗効果を狙いとしています。
 冒頭では、亀﨑事務局長より、社会情勢や九電グループの収支状況、そして政治情勢など、2019春季生活闘争へも影響する内容を説明しました。

「各加盟単組の要求内容の情報共有」
 事前に各単組より情報提供いただいた資料を基に、加盟単組より要求内容の説明をいただき、参加者全体で共有しました。単組によっては特徴のある要求内容や要求根拠もあり、参考になったことと思います。

「2019春季生活闘争における組合の主張点・交渉の進め方」
 電力総連労働政策局より雨澤部長を派遣いただき、交渉における労使の主張点を想定してのQ&Aを中心に講義いただきました。特にポイントとなり得る主張点は、グループ討議も含めながら講義を進め、より理解が進んだものと思われます。

「自社の経営分析の活用について 他」
 竹本副事務局長より経営分析の手法や活用方法を説明するとともに、配布資料(勤務間インターバルの導入事例や自己都合退職者の再雇用制度の導入事例など)の説明をしました。各加盟単組のより良い制度導入の一助となればと思います。

「グループ討議及び意見交換」
  最後は、セミナーの内容を踏まえてのグループ討議を実施し、要求予定の制度について導入済の単組の導入経緯、賃金や賞与の要求根拠、各社の働き方改革への対応状況などの意見交換を実施し、情報共有することで相乗効果を高めました。グループ討議後は、意見交換として雨澤部長を含めた事務局で意見・質問をお受けし、参加者全体で情報の共有を図りました。