活動紹介

エネルギー研修会開催

【作成日:2019年10月15日】

講演①の様子

九州電力総連は、10月6日(日)~7日(月)久山温泉ホテル夢家において、加盟単組および県電力総連役員の機関役員、事務局含め総勢48名の参加者のもとエネルギー研修会を開催しました。本研修会は、隔年で座学と施設見学を実施しており、今年度は座学で、2つの講演を中心に開催しました。 冒頭では、亀﨑事務局長より本研修会の趣旨や7月21日施行の第25回参議院議員選挙の協力に対するお礼、そして野党の共同会派の件について説明がありました。
 
講義①「我が国のエネルギー政策の動向」  
 講演①では経済産業省 資源エネルギー庁 電力基盤整備課長の曳野 潔(ヒキノ キヨシ)様にお越しいただき、今後のエネルギー政策の動向について講演をいただきました。曳野課長は官僚の立場からエネルギー政策の方向性を策定する中心人物であり、電力関連産業の将来のカギを握る方と言っても過言ではありません。エネルギー政策の基本は「3E+S」(安定供給・経済効率・環境適合+安全性)の追求であり、再生可能エネルギーの大量導入や原子力への依存など、偏った政策ではなく、どうすれば最も理想的な「3E+S」となるのかを考えることが重要だと述べられました。一部では「再エネこそが正義」との思想もありますが、送配電線網も含めて、我が国にとって、そして国民にとって何が有益なのかを考えてエネルギー政策は進められるとのことでした。参加者は発電・送配電に携わっていない方も多くありましたが、例え話を多く交えていただいたことで、非常に分かりやすい講演でもあり、有意義なものになったとの声が多く聞かれました。

講演②「高レベル放射性廃棄物の地層処分への理解に向けて」
 講演②では原子力発電環境整備機構(通称:NUMO)から2名の講師(宇田様・津元様)にお越しいただき、高レベル放射性廃棄物の地層処分について講演をいただきました。高レベル放射性廃棄物は世界的にも地層処分が理想との見解が示されていますが、放射線=危険・怖い・悪影響とのイメージが払拭されず、地層処分への理解が進んでいないことが現状です。しかしながら「核のゴミ」については次世代へ先送りしない、自国で使った物は自国で処分するとの基本方針のもと、現在NUMOでは理解に向けた活動(講演会や施設見学)を広く展開されています。講演では映像や実物大のガラス固化体のパネルなどを用い、非常に分かりやすく、電力関連産業に係わる者として必要な知識として参加者の理解も進んだことと思われます。

グループ討議「男女平等参画推進計画のさらなる取り組みの推進に向けて」 
​ 2日目はエネルギー研修とは切り離し、加盟単組及び県電力総連の機関役員が集う好機であることから、電力総連の男女平等参画推進の取り組みについて、グループ討議を実施しました。電力総連で取りまとめた「電力総連男女平等参画推進計画のさらなる取り組みの推進に向けて~女性役員が必要と感じる仕組み・考え方について~」の資料を参考に、「どうせ無理」・「出来ない」の視点を排除し、「どうしたら出来るか」の視点から議論を深めました。議論内容については、今後の男女平等参画推進フォーラムでの議論の材料とすることや、実効性のあるものについては労働協約改定要求も視野に入れながら取り扱いをさせていただきます。

  • 亀﨑事務局長の開講挨拶
  • 資源エネルギー庁 曳野課長
  • NUMO 宇田講師(左)津元講師(右)
  • 講演②の様子
  • 講演②の様子
  • グループ討議の様子
  • グループ討議の様子
  • グループ討議の様子
  • グループ討議の様子