活動紹介

拉致被害者家族支援の署名 UAゼンセンへ18,626筆の署名を手渡す

【作成日:2020年03月31日】

昨年2月の米朝首脳会議で拉致問題の進展に期待が寄せられましたが物別れに終わり、拉致問題は遅々として進んでいません。5月のトランプ大統領訪日時には、2度目となる拉致被害者家族との面会が行われました。 拉致被害者家族からトランプ大統領に送られた手紙に対し、6月にはトランプ大統領からアメリカ大使館を通じて、北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん(59)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(90)宛てに米国のトランプ大統領から解決への尽力を誓う直筆の手紙が届いたと報道されました。
 菅拉致問題担当大臣は「関係国と連携し、政府認定の有無にかかわらず被害者全員の帰国へ向けて全力で取り組んでいく」と決意を述べておりますが、今後の進展は見通せない状況です。 このような情勢に先駆け、UAゼンセンは、社会活動の一環として「拉致被害者家族への支援活動」を署名・カンパを通じて10年以上に亘って行っています。
 昨年度も取り組みを実施し、過去最大の50万4049筆(対前年比+4万1050筆)を内閣府へ手渡しました。 これまでの取り組みの結果として、内閣府への署名提出の総筆数も160万筆を超えている状況です。 拉致被害者救出状況は、皆さんもご存じの通り、2004年に5名の方が帰国した後は何の進展もみられず、交渉も行き詰まりを見せている感が否めない状況です。一刻も早い被害者救出には、被害者家族への支援は必要不可欠であり、大きな声で国内外に呼びかけることが大切です。
 九州電力総連は、歴史的に長く活動を共にしてきたUAゼンセンから「北朝鮮によって拉致された日本人被害者の一刻も早い救出を求める署名活動」協力要請に対し、平成29年度よりこの活動に理解を示し、可能な範囲で実施していくことを確認し、令和元年12月23日以降 ~令和2年2月15日まで署名活動に取り組んだ結果、43加盟単組より、ご協力を頂いた署名の集計結果は18,626筆(対前年比+970筆)で、3年間の署名集約数は、5万4,341筆になりました。
 趣旨に賛同して頂いた皆様の署名を、本日、九州電力総連 林会長よりUAゼンセン福岡県支部 西 央人支部長へ届けております。 UAゼンセンからは、「ご協力に対する御礼」また、署名受領後の「今後の支援活動」について述べられています。 今後については、4月7日(予定)に皆様の熱い思いのこもった署名を、菅 義偉 内閣官房長官(拉致問題担当大臣兼務)へ手渡し、国家の威信をかけて一刻も早い拉致問題解決を求める予定です。 また、UAゼンセンとは、相互協力体制で健全なエネルギー政策の理解拡大を今後も図っていく予定です。 これまでのご協力に対し、改めて御礼申し上げます。