活動紹介

令和3年 新春のご挨拶

【作成日:2021年01月01日】

明けましておめでとうございます。新たな年を「心機一転」迎えられたこととお慶び申し上げます。また、年末年始も職務に精励された組合員の皆さんには心より敬意を表します。
 旧年中は、九州電力総連の諸活動に対し、加盟単組ならびに県電力総連の役職員・組合員の皆さんには格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年は「コロナで始まり、コロナで終わった一年」でありました。中国発の新型ウイルスは、グローバル経済進展のなかで瞬く間に世界に飛び火し、わが国にも押し寄せてきました。そして、現代社会に計り知れない打撃を与えるとともに、行き過ぎたグローバル化への警笛のごとく、大きな課題を呈したのではないかと振り返っているところです。
 そうした中、電力関連産業に大きな影響を及ぼした電力システム改革も、昨年4月の送配電部門の分社をもって一定の節目を迎え、次なるフェーズへと移行しています。また、競争激化と効率化追求の中で「九電グループ経営ビジョン2030」の達成に向けた取り組みの強化が進められています。
 一方で、水害に、台風にと大規模な自然災害が頻発し、その都度、コロナ禍であっても一刻も早く電気をお届けすべく被災地に駆けつけ、復旧にご尽力頂きました。この九州における素早い復旧対応は、国や業界内外から高い評価を得ています。これは、長年培ってきた九州電力総連に集う仲間の皆さんのたゆまぬ努力と高い技術力、強い結束力の証ではないかと自負しているところであり、組合員の皆さんはもとより、それらを支えて頂いているご家族の皆さんにも心より感謝の意を表する次第です。
 このような組合員の皆さんの日々の献身的な努力に報いるべく、今年も「みらい拓く運動(付加価値の最大化と最適循環運動)」を基軸に、コロナ対策にも万全を期しつつ、産別機能の発揮に努めて参る所存です。先行きの不確実性や変化の激しい時こそ労組としての結束を強め、立ち向かって行かなければなりません。また、どんな環境下であっても「安全と健康が最優先」を不断なく徹底して行かなければなりません。今年も、手を携え共に頑張って行きましょう。
​  最後に、電力関連産業は転換期にありますが、そうしたときこそ結束を強め、怯むことなく難局に立ち向かって行かなければならないと心新たにしています。今年も九州電力総連諸活動に対する変わらぬご理解とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げ、新年にあたっての挨拶といたします。ご安全に。